こんにちは! 社長の谷口です。

まだまだ暑い日が続きますが、少しづつ涼しくなります。

必ず涼しくなりますので、もう少し生きる知恵を出して、あーだの、こーだの言っているうちに過ごしやすくなりますから。

 

先日、ある所属している会からスピーチの依頼がありました。

短い時間でしたが、「空(くう)」と言うタイトルで話しをさせて頂きました。

般若心経に出てくる「色即是空」の空です。空とは何かを私なりに解釈してスピーチしてきました。

まともに高僧の言葉を借りると、とても難解で何回説明を聞いても難しいので、

間違ってる部分もあるかもしれませんが、私の夏の小道具「扇子」を使って説明しました。

 

まず、「無」とは”何もない”こと。

「空」とは”あるけれども無い”ということ。

 

扇子は、竹と紙と要の金具で出来ています。それらが綺麗にセンス良く組み立てられていると扇子と呼ばれます。

我々人間もよく考えて見てみると、命は親から貰い、育てて貰いました。

農家や漁師さんなど食べ物を作ってくれる人、着ている衣服、住んでいる家など、全て”周りから与えられた物”です。

故に「自分は自分であって、自分では無い」と言えるでしょう。

「自分の存在」というのは、ほとんど「他の人」がいなければ、今ここにいない、仮の姿です。

だから感謝せずにはいられません。自分だけの我を捨てて、利他の心で生きて行きたいと常々思っている私ですが、

私の話を聞いた方は分かってくれたでしょうか。

そんなことを思うことが、物事に執着することになるので、明るく単純で元気でパーで行こう!と思ってる次第です。

でも、あまり暑くて本当にパーになりそう。