皆様 暑中お見舞い申し上げます。

今、世間では新型コロナウイルス問題で大変なことになっておりますが、明るい話題として、一七歳の高校生プロ棋士藤井聡太七段が史上最年少で「棋聖」というタイトルを獲得しましたね。

このような快挙に、コロナで鬱積していたものが一瞬にしてスッキリした感があるのは私だけではないと思います。

将棋の対局はとにかく考えて考えて、考え抜いて一手を指す。

対局は長いときには十時間を超えることもあり、そうすると一日中考えていることになります。

体力、気力ともに強靱なものを持っていなければ出来ない所業です。

もっとすごいのが、対局が終わって「感想戦」と言う対局を振り返る復習をやる事でしょう。

負けた人はすぐその場を去りたいだろうが、真摯に相手に教えを請い次につながるようにする、それを大事にしてたのが藤井棋聖、対局相手の研究もする。

要するに、予習復習をきちんとやる。恐るべき将棋界、超真面目な慣習ですね。

この快挙は奇跡などではない、超真面目に取り組んだそのままの努力の結果だと言えるかもしれません。

私も考えて物事をやっているつもりですが、あの様に沈思黙考して事業をやったなら、家づくりをしたなら、これからもっと良いものが出来るかもしれない、と思いました。

弊社も今後家を建てるとき、良く考えて、考えて抜いて、計画、実行、検証、改善を繰り返し、奇跡ではなく、そんな軌跡を深く企業として歴史に刻んでいきたいものです。